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「医療法人社団いその会 あさわクリニック初台」の院長、浅輪昌代です。
私は子どものころ、本を読んだり、ものを作ったりするのが好きで、何か一つのことに集中するのが得意だったと聞いています。そんな私が医療に興味を持ったきっかけは、中学時代、病気で友人を失ってしまったことにあるかもしれません。このような悲しい思いを可能な限り減らしたい。内科を選んだのも、そのような気持ちがあったからでしょう。
内科と言っても、循環器や呼吸器などさまざまな専門分野がありますが、私が関心を持ったのは、やはり日々の食事と関係の深い消化器でした。実際に勉強を始めてみると、外科的な要素があったり、肝臓やすい臓といった体のさまざまな器官と密接な関係があったり、消化器の奥深さをつくづく実感しました。しかし、集中力には自信があったので、さまざまな臨床経験も苦にはなりませんでした。むしろ、性に合っているとさえ思えてきたのです。
あれは、東京都あきるの市にある「阿伎留医療センター」で医長を務めていたころでしょうか。病院に対して恐怖感を持っている患者様が、かなり手遅れになってから来院されたケースに直面しました。「なぜ、もっと早く来ることができなかったのだろう」と思うと同時に、「医師側にも、苦痛や恐怖感を取り除く責任があるのではないか」と痛感し、医療のあり方自体を考え直すきっかけになりました。
どこか調子が悪くなってから来院するのではなく、異常のないことを確認する場所として医院を利用して欲しい。そんな思いから、2008年、渋谷区本町に「あさわクリニック初台」を開院いたしました。苦痛の少ない経鼻内視鏡検査を通じて、皆様の健康で豊かな生活にお役に立つよう努力していきます。
目指したいのは、当院へご来院されるすべての方が、「患者様」ではないこと。健康な方が今の生活に満足して帰っていただければ、こんなにうれしいことはありません。そのために、人間ドックに匹敵する精度で、来院された方の健康をチェックします。渋谷区民の方に対しては、行政の費用補助もございますので、ぜひ定期的な検診を受けてみてはいかがでしょうか。詳しくは当院までお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
「医療法人社団いその会 あさわクリニック初台」
院長 浅輪昌代