経鼻内視鏡検査とは
胃カメラのチューブを鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸を検査します。
えんぴつとほぼ同じ太さで、経口内視鏡用カメラより細い為、負担が軽いです。
おう吐感がほとんどありません
内視鏡検査にありがちな「オエッ」という吐き気。
このおう吐感の原因は、内視鏡が舌の付け根の舌根という部分に触れることで、体が異物を吐き出そうとする反射運動にあります。検査の前には胃の中を空にしているため、吐くものがなく、苦しい思いをされている方も少なくないでしょう。
経鼻内視鏡は、口からではなく鼻からカメラを挿入しますので、吐き気をもよおしにくいことが特徴となっています。
当院は、患者様の負担が少ない器具を取り入れることで気軽に検査を受けられる環境を築き、体の異常を早期発見し、一刻も早い完治を目指します。
コミュニケーションで心の負担を軽減します
通常の内視鏡検査では、口がふさがれてしまう為、「もう少しゆっくり入れて欲しい」「苦しくてつらい」と言いたくても、うめき声にしかならず、意思の疎通が困難になってしまいます。
しかし、鼻から挿入する経鼻内視鏡検査であれば、検査中でも自由に話すことができますので肉体的な苦痛だけではなく、心の負担を軽減することができます。さらに当院では、こうしたメリットに慢心することなく、検査中のコミュニケーションを積極的に図っています。内部の様子はモニターで見ることができますので、気になる点がございましたら、その場でおたずねください。
多くの患者様がリピーターになっています
内視鏡というと、どうしても「怖い」「苦しい」といったイメージがあります。
しかし、従来の内視鏡検査を経験したことがある患者様のうち、初めて経鼻内視鏡検査を受けた方の約95パーセントが、今後も経鼻内視鏡検査を希望すると回答しています。その理由は体験していただければすぐに納得していただけるでしょう。
また、苦しまずに済むということは内臓の筋肉も緊張せず、自然な状態で検査を行えるので、それだけ異常を見逃しにくくなります。安心と高い精度を誇るのが経鼻内視鏡検査なのです。